南竜馬のリオ五輪から見る国際BRICSの中のブラジル

ブラジルについて国際BRICSの視点から記事を書いていきます。

リオ五輪を終えたブラジル経済とBRICSの現状

南竜馬が考察するリオ五輪から見る国際BRICSの中のブラジル考察ブログです。

 

先月閉幕を迎えたリオ五輪
リオ五輪開催が決まったのは2009年で、当時のブラジルは経済成長の真っただ中にありました。当時ブラジルは過去東京オリンピックを終えてから急激な成長を遂げた第二の日本になるだろうと期待されていました。しかし、現在のブラジルの経済状況は皆さんご存知の通りですね。何故ブラジルはこの様な混迷をたどったのでしょうか?そしてBRICSの現状とは…?

 

BRICSは、ブラジル・ロシア・インド・中国の4か国の頭文字をとった物ですが。
経済的な発展を期待された将来有望なこの4か国がいずれアメリカ・日本・イギリス・フランス・ドイツといった先進国に代わって経済の派遣を握るだろうと言われていました。しかし、現在ではBRICSの4か国とも経済的不況に見舞われています。

 

リオ五輪から見る国際BRICSの中のブラジルとは

リオ五輪の開催国は皆さんご存知かと思いますが、ブラジルですね。
ブラジルといえばBRICSの一国です。

BRICSとは】
BRICSとは今後、成長が見込まれる、ブラジル、ロシア、インド、中国、の頭文字を合わせた総称です。

当初ブラジルは、中国やインドと並びBRICSの中でも脚光を浴びていた新興国でした。しかしここ最近ではブラジルの主要輸出品である鉄鉱石や原油の価格が急落し、同国の景気を直撃しました。また今年のブラジルのGDP成長率は2年連続でマイナスに沈むと予測されています。

この様に、現在ブラジルは深刻な経済危機にあります。
リオ五輪関連の報道を見ていてもブラジルのこうした危機的状況を報じる内容も多く、また景気の低迷からおこる治安の悪化も深刻な状況です。BRICSの一国ブラジルは今後どうなってしまうのでしょうか…。

(参考:http://toyokeizai.net/articles/-/132766)